部門紹介

医療安全推進室

スタッフ

医療安全管理者専従看護師1名


概要

平成25年に医療安全推進室が設置され、医療安全管理者として専従で看護師が配置されています。以前、医療事故はあってはならないものだと考えられていましたが、間違いを起こさない人はいません。もちろん医療事故はあってはならないものですが、人は誰でも間違えるという事を前提に取り組むことが重要だと考えています。医療事故が発生した場合、直ちに最善の処置をし、本人・家族に十分な説明を行いますが、事故を起こした個人を責めるのではなく、背景やシステムを検討しなければなりません。そのためにも普段から医療事故や事故を起こしそうになった経験を集め、分析、検証、見直し、評価を行い事故につながらないように取り組んでいます。

 

○業務内容
  • 医療の質の向上及び安全に関する事項
  • インシデントレポート等に関する調査・分析
  • 医療事故防止のための改善策の策定・実施及び周知
  • 医療安全管理委員会開催の判断
  • 院内各部署における医療安全管理状況の点検
  • 医療の安全性に係る教育及び研修
  • 医療の安全に関する最新情報及び警鐘事例の職員への周知
  • 医療安全マニュアルの見直し
  • 医療安全に関する院外への情報提供
  • その他医療安全に関する事項

 

令和2年度 医療安全研修

令和2年

研修名

研修テーマ

対象者

 

4月

 

オリエンテーション

安全の基礎

 

新採用者

医療安全マニュアル

看護部新人教育

医療安全について

9月

医療安全研修会

BLS研修

全職員

10月

救急勉強会

BLS研修

希望者

 

 

12月

救急勉強会

ALS研修

希望者

看護学生実習

看護学生と医療安全

看護学生

消防士実習

医療安全に対する取り組み

消防士

医療機器研修会

人工呼吸器研修

全看護師

令和3年

 

 

3月

医療安全研修会

インシデント報告について

全職員

医療機器研修会

人工呼吸器研修

全看護師

随時

医療安全研修会

研修医研修

研修医

随時

医療安全研修会

医療安全研修

中途採用者

 

体制

○運営体制  
平成25年6月に医療安全推進室が設置されました。
室長である副院長のもと、医療安全推進室には専従看護師1名が配置されています。専従以外にもリスクマネージャーと称し、兼任の看護師、薬剤師、放射線技師、検査技師、理学療法士、栄養士、臨床工学技士、社会福祉士、事務の協力を得て、毎月2回のリスクマネージャー会議を開催、活動を行っています。平成27年度よりインシデントアクシデント報告書が電子化され、より報告しやすい体制を取ることが可能となりました。

 

特筆すべきPR

メディカルラリーは医師・看護師・救命士など数人で一つのチームを作り、いくつかのステージをラリーのようにまわり、それぞれの状況設定の中で模擬患者を診察・処置する実技コンテストです。
当院では地域で活動する様々な医療従事者が参加できるように熊野消防・紀南医師会と共同で工夫しながら取り組んでいます。

 

 

 

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