部門紹介

看護部

看護部長あいさつ

 

看護部長 庄司育代

 

 当院では、紀南病院の理念に沿った医療と看護を提供しています。
その中でも「地域の住民に信頼され、満足していただける質の高い看護を提供する」との看護部理念に基づき、看護職員の一人ひとりが患者さんやその家族と向き合い信頼関係を築きながら、質の高い看護が提供できるように努力しています。
 看護職員が、質の高い看護を提供するためには看護師教育が大変重要であり、教育委員会を中心にオンライン研修、OJT教育研修を企画しています。なかでも新採用者の教育研修には特に力を入れており、4月採用から1か月間にわたり院内全体の各部門を巡る見学研修を取り入れています。見学研修を行うことで院内全体で新採用を育て見守っていく体制となっております。
 その他にも口腔ケア嚥下機能会、排泄ケア会、終末期ケア会、認知症ケア会、看護記録看護必要度看護手順会、災害減災会、リンクナース会等の委員会活動を活発に行うことで自立した専門職者の育成に取り組んでおります。
 また、働きやすい職場環境を整えるために育児中の職員は、病院敷地内の託児所を利用できるようになっています。育児休業後は育児短時間制度も利用できるため、多くのママナースたちが復職しており、子育てしながらも働き続けられるように工夫しております。
 夜勤体制は2交代制勤務を取り入れ、一部短縮夜勤勤務を導入し長く働き続ける職場環境の提供に努めており、60歳以上の看護職員であるプラチナナースも活躍しています。
 へき地と呼ばれている当地域は少子高齢化が進み、入院されるほとんどの方が高齢者となっております。そのため、医師、看護師、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカー等の多職種と関わりながら地域のスタッフとも連携し、地域の方々に寄り添った医療を提供することで、安心して利用いただける病院づくりに取り組んでいきたいと思っています。



理念・方針・きなん苑理念
[理念]

「地域の住民に信頼され、満足していただける質の高い看護を提供する」


[方針]

安全安楽を追求した看護を提供する
人間として尊厳を重視した看護を提供する
地域住民のニーズに対応した看護を提供する


[きなん苑理念]

「この地域に暮らす人々に対し、安心して生活していただくために医療・介護・リハビリテーションサービスを提供していきながら、公立の介護老人保健施設として、良質で多様なサービスを構築していく」

 

教育
教育目標
  1. 看護部の一員として、看護部の目標達成のための役割行動がとれる
  2. 現場教育を基盤に、専門職としての知識を深めることにより根拠に基づいた責任ある看護実践ができる
  3. 対象を尊厳ある一個人であることを認識し、礼節をふまえた行動ができる

教育レベル

経験年数に応じて目標を立案した経年別教育モデルを基に研修を計画、実施しています

新人を支える体制

令和3年度から新人看護師は、看護活動をとりまく各部門・部署を見学することで病院の概要を理解し、チーム医療の必要性と看護チームの一員としての役割が理解できることを目的に4月(1か月間)、9月(1週間)2期にわたり見学研修を行います。
各部署の業務を見学することで、その部署の特徴が理解でき見学・体験を通じて看護について考えることができるよう病院全体で新人看護師をサポートしています。また、新人看護師研修では1か月ごとに目標設定し、集合研修や各部署のOJT研修を行い、新人看護師を含めて行う振り返りや意見交換を大切にしています。各部署には実務を指導する教育担当者と、2年目以降の看護師がメンターとなり新人看護師の不安や悩みの相談、助言者として関わり一緒に成長しています。

 

見学研修

  見学場所

 

 

 

4月~5月
(1か月間)
Ⅰ期

3階本館病棟
4階病棟
地域包括ケア病棟
回復期リハビリ病棟
薬剤部
放射線科(透視室・CT・MRI)
検査科(一般検査・細菌室・神経整理・心電図・エコー室)
リハビリテーション科(一般)
リハビリテーション科(回復期)
医事課
栄養課
地域連携室
医療安全推進室

 

9月
(1週間)
Ⅱ期

手術室
中央材料室
透析室・臨床工学室
化学療法室
救急外来
感染対策室

 

新人看護師一年間スケジュール

4月

入院時プログラムに沿って病院オリエンテーション
看護部紹介
接遇研修・医療安全研修・感染対策研修➀・電子カルテ研修・基礎看護技術研修・インスリンについて研修・輸液ポンプ、シリンジポンプの取り扱い方研修・患者移乗、移送について研修
見学研修Ⅰ期
個人目標設定

5月

配置部署での指導を受けながら業務スタート
師長面談・カウンセリング

6月

リフレッシュ研修
麻薬・抗がん剤の取り扱い方について研修

7月

輸血研修・感染対策研修➁
師長面談・カウンセリング

8月

急変時対応研修
夜勤業務トレーニング

9月

見学研修Ⅱ期
師長面談・カウンセリング
6か月振り返り
個人目標中間評価

10月

人工呼吸器研修

11月

災害研修
師長面談・カウンセリング
夜勤業務開始

12月

9か月振り返り

1月

師長面談・カウンセリング

2月

個人目標最終評価

3月

師長面談・カウンセリング
1年間振り返り

  • 標準的な看護手順を確認・習得し看護の質向上をめざしオンラインツール(ナーシング・スキル)で研修を行っています。

  • 自己研修としてオンライン配信も活用しています。

  • 全職員対象研修として医療安全研修(年2回)、感染対策研修(年2回)を行っています。

  • BLS研修、ALS研修、トリアージ研修など救急災害研修も定期的に開催しています。

 

 

研修名 対象

リフレッシュ研修

新卒者・メンター

倫理研修

全看護職員

新人のふりかえり(3・6・9・12ヶ月)

新卒者

コミュニケーションについて

卒後2~5年

メンター研修(3・6・12ヶ月)

メンター

災害看護

全看護職員

チーム医療について

卒後5~11年

ストレスについて

卒後12年以上

医療安全研修

全看護職員

接遇(年2回)

全看護職員

感染管理(年2回)

全看護職員

看護管理について

看護管理者

新人研修(1年間をふりかえって)

新卒者

新卒者研修

新卒者

 

認定看護師

感染管理認定看護師 根本保正(感染対策室)
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 東基樹(回復期リハビリテーション病棟)
認知症看護認定看護師 塩見城士(地域包括ケア病棟)

 

募集について

看護師募集についてはこちら
募集についてのお問合せ先
〒519-5293
三重県南牟婁郡御浜町阿田和4750 紀南病院 総務課
電話:05979-2-1333(総務課庶務係)
メール:soumuka@kinan-hp-mie.jp

 

看護師修学資金貸与制度

制度の目的

修学資金貸与制度は、将来紀南病院組合で看護業務に従事する意思のある方に対し、修学資金を貸与することにより修学の幅を拡げ、看護師の確保等を図ることを目的とした制度です。

募集要項概要(令和74月適用分)※募集受付は終了しました


受付期間:令和6年11月1日(金)~11月20日(水) 平日8:30~17:15
受付場所:紀南病院 本館1階 総務課
令和7年4月適用 看護師修学資金貸与制度 募集要項(PDF)
紀南病院組合看護師修学資金貸与制度 選考試験受験申込書(PDF)
履歴書(PDF)

 

 

 

修学資金貸与制度のお問合せ先

〒519-5293
三重県南牟婁郡御浜町阿田和4750 紀南病院 総務課
電話:05979-2-1333(総務課庶務係)
メール:soumuka@kinan-hp-mie.jp

 

トップ