病院について

地域包括ケア病床とは

 一般病棟で急性期医療を経過し、病状が落ち着いた後に在宅や施設への復帰支援に向けた医療や看護を行う病床で、最長60日間の入院が可能な病床です。高齢者は急性期の治療が終了しても、複数の慢性疾患や、日常生活自立度の低下、介護上の問題や不安を抱え、一般病床での入院期間では、在宅や施設復帰に向けた十分な準備期間がとれません。地域包括ケア病床は専従の理学療法士、専任の在宅復帰支援者を配置し、在宅や施設復帰に向けてのリハビリテーションや、ご家族や地域の介護支援者と連携、調整を図り、円滑な在宅や施設復帰が可能になるように支援します。また、他の医療圏で急性期治療を受けた患者様が、地元に帰って退院準備を進めていく役割も担っています。

スタッフ

看護師 
理学療法士(専従)1名
在宅復帰支援担当者(専任) 1名

概要

急性期医療が落ち着きましたら、担当者会議にかけて地域包括ケア病床への入院適応であるか検討します。地域包括ケア病床入院後は、医師、看護師、リハビリスタッフ、在宅復帰支援者により退院に向けた計画を立案し、調整をいたします。在宅復帰のためにリハビリテーションが必要な患者様には、1日毎週定期的にカンファレンスを開催し、退院に向けた取り組みを行います。退院時は必要に応じて患者様とご家族、担当ケアマネージャーや介護サービス提供者、地域包括ケア病棟スタッフによりカンファレンスを開催し、退院後の生活に関して見直しやサービス調整、在宅生活に関する注意事項等を協議し、共有します。

体制

看護師配置:13対1

 

ひとこと

当院は、患者様がこの地域で生活していくことを支え、患者様の病状や生活状況に応じた在宅支援を行うために、回復期リハビリ病床や地域包括ケア病床の機能を活用しています。

 

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